今日・役立つ「〇づけ子育て」<答えない・・・>
今日は、よくある質問からお伝えします。
子どもが幼稚園でどうだったかを聞いても
答えなくて困っているという質問です。
親「今日、幼稚園どうだった?」
子ども「うんっと・・・・・」
親「えっ? どうだったって聞いてるのよ。」
子ども「・・・・・・・・・」
子どもが何も答えないとき
親としては、どうして言わないんだろうと
イライラしてしまうかもしれませんね。
また、幼稚園での様子がわからないという
心配もあるでしょう。
このように子どもが黙ってしまうときは、
大きく分けて2つのパターンがあります。
ひとつは、
分からない、或いは思いだせなくて
『答えられない場合』
そして、もうひとつは
『答えたくない場合』
今日は、まず
『答えられない』場合について
お話しましょう。
さぁ、黙っている子供に対して
あなただったらどう対応しますか?
○づけは、
子どもの言ったことをそのまま返すだから
「同じように黙る」???
子ども「・・・・・」
親「・・・・・」
えーっと、
これでは永遠に沈黙が続くだけで
コミュニケーションはうまくいきませんよね(笑)
〇づけ子育ては
今、その時のその子を丸ごと認めることが
カギです。
親「今日、幼稚園どうだった?」
子ども「う~んっと・・・・」
親「う~んっと?」
子ども「んん・・・・わかんない・・・」
親「そっか~、わかんないんだ。
じゃあ、わかったら教えてね」
子どもの「わかんない」という
コトバを聞いたとたんに
「わかんないじゃないでしょう!!
ちゃんと考えなさい!!」
なんて、強い口調で返していると
子どもは「わかんない」というコトバも
言えなくなってしまいます。
その時すぐに聞かれたことを思いださなくても、
しばらくして、突然話し出すことはありますから、
その子のペースに合わせて聞いてあげましょう。
子どもは一瞬一瞬で生きていますから
小さい子どもほど、
今日のでき事であっても
「そんな昔の事なんて、覚えてないよ~」
ということになってしまうんです。
それだけ『今』に
夢中だと言ってもいいかもしれません。
今、この瞬間を生きてます
こんなに遊んだら明日きついかも・・・とか
こんなに汚れたら、ママに叱られる・・・なんて
そのときには まったく考えないのです!!
なんとうらやましい
そして、先程の話に戻ると、
もし幼稚園でどうだったかを聞きたければ
「今日の給食は何だった?」
「今日はどんなことして遊んだ?」
「今日はどんな楽しいことがあった?」
など、具体的な質問をすると、
その時のことを思いだし安いでしょう。
決して答えを無理強いをしたり
取調室の刑事のように
無愛想な顔で
聞かないよう気をつけてくださいね。
にっこり「〇づけスマイル」で
優しい口調で聞きましょう。
「沈黙」も認めて〇づけ
「分からない」も認めて〇づけ
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