○づけ子育て「言いたくない!!」


さて、前回の続きです。

子どもが質問に答えない・・・
そのとき、どう対応するかという問題でした。

まずは

『分からないから言えないのか』
『言いたくないから言わないのか』を
しっかり観察して見極めましょう。

前回は
『わからなくて答えられない場合』について
お伝えしました。

今回は、『言いたくない場合』について

お伝えしましょう。

友だちの家に遊びに行っていた大ちゃんが

帰ってきましたが、なんだか元気がありません。

親「どうしたの?」

大ちゃん「・・・・・・」

親「〇〇君と何かあったの?  

ちゃんと話しなさい!!」

大ちゃん「・・・・・・」

親「黙っていたら何もわからないでしょ!!」

怖い表情と強い口調でこう言われたら

大ちゃんにとってみれば

「話したらもっと怒られる・・・」

こんな心の声で
いっぱいになっているかもしれません。

そんな時に「話しなさい!!」と言われても
なかなか話せません。

黙っている時

口には出していなくても
心の中ではおしゃべりしていることがほとんどです。

それはよ~く観察をしているとわかります。

コトバには出せないでいても
心の中ではコトバを発しているのです。

このような場合は

その場ではあまりしつこく聞かないのが
ベストだと私は思います。

先程の例で言うと

親「どうしたの?」

大ちゃん「・・・・・・」

親「今は、話したくないのかな?」

大ちゃん「うん・・・話したくない」

親「そっか、今は話したくないんだ~。
  じゃあ、今は話さなくていいから、
  話したくなったら、いつでもいいから教えてね」

大ちゃん「あのね・・・」

今、「話さなくてもいい」と言われると

不思議なもので、話し始める場合も多いですよ。

話し始めたら

横からチャチャを入れずに
受け入れながら聞いてあげてくださいね。

黙ってても○づけ
心の声に〇づけ

今日も「○づけ子育て」で
ハッピースマイル



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