今日・役立つ「〇づけ子育て」<俺はバカやん


A君「お前はバカじゃん」

B君「そう、俺はバカやん」

   (B君の右手人差し指は

自分の頭を指差しています。

    口は少し開けています)

 

会話を聞いていた私は

気になったのでB君に聞きました。

私 「あらっ、B君、どうして

   自分の事を自分でバカと呼ぶの」

B君「ええぇ~!!

   だってお母さんはいつも

   僕のことをバカじゃないの、

   バカじゃないの、って

   言うもん!!」

私 「ええぇ~、お母さんが

   いつもB君のことを

   バカじゃないの、って!!」

B君「そう、いつも言うもん。

   毎日、宿題しなさい。

   バカじゃないの、って」

私 「毎日、言うの?

   バカじゃないの、って?

   お母さんが?」

B君「そう、必ず。

   絶対やもん!!」

私 「そうかぁ・・。あのね、B君。

   レッスンが終わったら

お母さんに伝えて、

   先生が、お話があるから、

   お願いします、って」

レッスン終了です。

お母さんが来られました。

ママ「あのう、何でしょうか?」

私 「あっ、スミマセンね。

   実は、B君が自分のことを

  <俺はバカやん>、と

言いましたので、

   どうして、自分のことを自分で

   バカ、と言うのか聞きました。

   そうしたら、

お母さんがいつも、バカと言うから・・。

   という話ですが・・」

ママ「あらぁ~、そうですか!!

   スミマセン」

私 「イヤ・イヤ。私に謝る事は

   ありませんが・・。

   B君は仕草や表情まで

   バカの格好をして

   <俺はバカやん>、

と言いまして・・」

ママ「そうですかぁ~・・・。

   そうですねぇ~・・・」

ママ・パパのコトバは

子供にとっては

「神の声」

何度も言われ続けると

それは「本物」になります!!

どうせ言い続けて

「本物」にしたいならば

子供たちへ素敵なコトバを

プレゼントしましょう!!

「あなたは出来るよ」

あなたのコトバ通りに

子供は育ちます。



「○づけコミュニケーション」次のページへ⇒今日・役立つ「〇づけ子育て」<アッ、又、こぼして>

○づけコミュニケーション記事 一覧に戻る