「ごめんなさい」

○づけ子育て



子どもが人に迷惑をかけたり

約束を守らなかったり

ルールに反したことをしたとき

どのように子どもにしつけていますか?

「ごめんなさい」と謝るように

しつけている方がほとんどでしょう。

当然のことですよね。

では・・・

親であるあなたはどうでしょう?

子どもに対して素直に

「ごめんなさい」と言えてますか?

「今度の日曜日は遊園地に連れて行くよ」と

約束をしていたのに

急に別の用事が入って行けなくなった・・・。

幼稚園に持っていく持ち物の準備を忘れていた・・・。

「〇〇を買っといて」と頼まれていたのに

うっかり、忘れてた・・・ などなど。

そんな時、

子どもにきちんと「ごめんなさい」と謝っていますか?

謝っているあなたは素晴らしい!!

きっと、あなたのお子さんも

素直に「ごめんなさい」が言えるでしょう。

でも、もしあなたが

こんな風に言っているなら・・・

「パパの仕事が入ったから、しょうがないでしょ!!

 もう、ぐずぐず言わない!! 」と

パパの仕事のせいにしてしまったり。

「だいたい、もっと早く言わないから、間に合わなかったのよ~ 」

なんて逆ギレしてみたり・・・。

「わかるでしょ~、ママはやることが多くて大変なのよ~ 」

なんて、言い訳をしてみたり・・・。

もちろん、忙しい毎日で忘れることもあるでしょう。

子育て中のパパ・ママが

一生懸命がんばっていることはとてもよくわかります。

でも、だからと言って

「約束を守らなかった」ことは事実です。

子どもが約束を守れなかったときに

素直に謝れる子どもになって欲しかったら

親がお手本を見せましょう。

人間は完璧ではありません。

時には間違えたり忘れることだってありますよね。

大事な事は、

そのあと、心を込めて謝れるかどうか。

謝ったからと言って
何も失いません。

親の威厳が損なわれることはありません。

親がそういう態度を見せると

子どもは、大人も何かを忘れたり、
間違えることもあるんだ、と思い

「間違えてはいけない」

「忘れてはいけない」という

過度のプレッシャーから解放されます。

約束を守れなかったら

きちんと、「心から謝る」ことを
身を以て教えましょう。

まずは、言い訳をぐっと飲み込んで

心を込めて素直に

「ごめんなさい」

面と向かって言えなかったら

心の中ででもいいですよ。

「ごめんね・・・」

そう、きっとできますよ。



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