コミュニケーション記事 2012-06-13

92 「会社と私のルールの間に・・・」


最近、自分でも歌を歌いたくなりました。
どうせ、歌うならば上手に歌いたい。

そこで、昨日、某大手音楽教室の
ヴォーカル無料体験レッスンへと
イソイソと、楽しみにして出かけました。

私と同年齢くらいの女性と二人で
多少緊張気味に待っていますと

いかにも今時の、
元気印の若い先生が笑顔で登場です。

先生「お二人は、どんな理由で
   ヴォーカルトレーニングをしてみたいと・・・」

(理由は述べました。重要なのはこれからです)

私 「年齢的に考えて、3年も4年もかけて
   発声の練習をしたくはない。
   私の歌いたい曲の、どの部分を
   どう歌えば、上手く歌えるか?
   また上手に聞こえるか?

   曲ごとにどの部分をどうすれば
   いいのか、教えてほしい。

   その時に、こう発声すればいいですよ、とか。
   つまり、曲の完成と、発声練習を
   同時に学びたい。
   そんなトレーニングを希望します」

自分の希望を、具体的に
はっきりと伝えました。

先生「それは、無理です!!!
   基本的な発声練習が大切です。
   呼吸の仕方
   声の出し方

   こうした基礎が大切なんです。
   そして次に、歌を歌います」

私 「そうですね。
   基礎が大切なのは200%同じ考えです。

   私が言っているのは
   1曲を仕上げながら
   その中に基礎を織り込む!!

   その様なレッスン方法を希望したいのですが」

先生「私どもの音楽教室には、ヴォーカルトレーニングのための
   テキストがあります。
   このテキストに沿って、レッスンをします。

   そして、一歩一歩、
   上手に歌えるようになります」

私 「じゃ、私の希望するレッスン方法は無い?
   と言う事ですね?」

先生「そうですね。
   まずは、初級から始められて
   次に、中級へと、
   それから、最後に上級コースとなります」
 
私 「そうですかあ・・・・・・・・・・・」

この先生はきっと、真面目なんですね。

某大手音楽教室の作ったマニュアルから
外れることは、イケナイことである!!

会社のルールには、従わなければいけない。
多分、いや、きっとそう思い込んで・・・・・。

某大手音楽教室だから全国に沢山の先生がいる
その先生たちに指導マニュアル書通りに
レッスンをさせる。

そうすると、レベルの均一化は出来ますね。

確かに、会社に限らず
ルールと言うものは守らないといけません。

野球もサッカーも、将棋もボクシングも
ルールがあるから、楽しい。

さて、教育に、芸術に
教えるためのルール
学ぶためのルールはあるのかな??

(反社会的な方法は別として)

会社や自分が作ったルールに
相手を入れ込む、従わせる。

どんなに沢山の生徒が
それぞれの価値観を持ってきても
相手の価値観や希望は無視!!

別の角度からのレッスン方法や
レッスン方法に、多少のアレンジをする
まあ、お互いの妥協点を探る

等など、そんな柔軟な思考は、無いのかなあ?

あくまでも、
自分たちの価値観やルールに
従ってもらうという枠に捉われているようで・・・。

そして、昨夜TVを観ていたら
今までの、従来のままの経営をしていたら
生き延びれない

新しい発想で、柔軟な発想で
経営に望まないと
消費者や社会から受け入れてもらえない!!!

そんな番組がありました。

何だか、昨日一日を象徴するような
一日を締めくくるに相応しい番組でした。

いやあ~、昨日は
「良い学びの日」でした。

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