コミュニケーション記事 2010-09-03

76 「未完の完了」


  

「未完の完了」

「この言葉、妙に気に入りました」
とのメールをいただきましたので、
ちょっとだけ、書いてみたいと思います。

読んで字のごとくですが、

私たちの問題
私たちの状況
私たちの学び
私たちの変化
私たちの人生

等など。

こういったものは、
何が、どうなると、「完了」なのでしょうか??

「完了」したと思っていると
それに関係した、新たな問題が発生したり・・・・・!!!!

いったい、どこまで行くと「完了」なのでしょうか??

私たちの問題・状況・学び・変化・人生・・・・・等など!!!

どうなると「完了」なのですか???

私は思います。
「完了」なんて、無いのではないか。

全ては、「何かを」残したまま
進むのではないでしょうか??

例えば
学校へ行けない(不登校)

学校でいじめにあってから
登校出来なくなった。

ふと、ある時から登校が始まる。
まだ、学校には、いじめた子は在校している。

それでも、登校出来るようになった。

これは、いじめた子がいなくなって、
問題が完全に「解決」「完了」したわけではありません。

つまり「未完」です。

それでも、不登校という問題は「解決」した。
(たとえ、一時的かどうかは別として)

会社での人間関係の問題もそうです。

上司、または同僚、とスムーズな関係が結べない!!!
そこで、コミュニケーションスキルを学び
関係改善に努力した。

おかげで、以前よりは良好な関係が進んでいる。
それじゃ、問題が「解決」「完了」したのか????

病気もそうです。

うつ!!!!

うつ病で病院通い。
会社は、休職!!

病院からもらった薬を飲み
カウンセリングを受ける。

何故うつ病になったのか??
どうしてうつ病になったのか??

原因は特定できなかったが
気分もよくなり、復職できた!!!

それじゃ、問題が「解決」「完了」したのか????

学習、学びもそうです。
変化、もそうです。

どこまで、学ぶと「完了」なのでしょう
どこまで、変化すると「完了」なのでしょう。

私たちは、小さい頃
まだ右脳だけの、ピュアーな子供だった時。
親から言われ続けました。

「真面目にしなさい」
「最後まで頑張りなさい」

勉強でも、スポーツでも・・・!!!!
「最後まで、あきらめないでやりなさい」

宿題でも、運動会でも・・・・!!!!
「最後まで、きちんとしなさい」

ピュアーだった子供の私たちは
親の言葉を受け入れた!!

「最後まで、頑張り、全てをきちんとしないといけない」

もちろん、それが出来ればベスト!!!

ところが、現実社会は少々違う。
社会では、色々な人が
各自の信念、価値観、利害関係で生活している。

これらの全てを
「白黒、はっきりと、最後まで完了させていたら
 とてもじゃないが、生きてはいけない!!!」

多少の「グレーゾーン」を残したまま
次の展開へと、進んでいく。
(契約関係ははっきりしないと、また問題が・・・)

それが
「未完の完了」「未完の解決」

私は、海外での生活経験はありませんが
地球上、ほぼ同じではないかなと思います。

中途半端な文章
分かりにくい文章
何を言いたいのか分からない文章

ハイ、これも私にとっては
「今日の、未完の完了」ということで・・・・・。

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