コミュニケーション記事 2009-10-05

41 退行催眠


すっかり秋の風。
新聞を取りに出た朝の空気が一瞬
「おっ」という声を出させる。

庭に咲きほこっていた
赤、黄色、色とりどりの花が枯れて散っている。

前回、閉所恐怖症の話をしました。
その中で、催眠の場面が出てきましたので
今日は退行催眠のお話をしましょう。

催眠と言えば
「退行催眠」
「前世療法」
と言われるくらいに催眠の花形??です。

その花形選手に登場してもらえば
どんな問題でも解決するのか???

それがなかなか難しい問題でして・・・・。

それは、問題を持った人全員が
別に、問題がなくてもいいのですが
希望する人全員が
「退行催眠」または
「前世療法」が可能な深さの
催眠状態にまで催眠へと入れるのか??

残念ながらNOです。
(興味と期待を持った方にはスミマセン・・・)

私たちは一般的に、ほとんどの人が
催眠状態へと入ることはできます。
(この催眠状態をどう定義するのか。という問題もありますが)

ただ、「退行催眠」や「前世療法」をするためには
ある程度以上の深さの催眠状態が必要なのです。

いや、必要だったのです!!!!

この、催眠の深さの問題を
解決したのが
NLP(神経言語プログラミング)なのです。

NLPというよりも
NLPの元になった
天才催眠療法家
現代催眠の父、ミルトン・エリクソンです。

ミルトン・エリクソン以前の催眠は
「古典催眠」と呼ばれています。

古典催眠では催眠状態の深さを重要視していました。
それで、古典催眠で行う退行催眠では
クライアント全員が年齢退行することは
難しい場合が多くありました。

それを解決したのが
ミルトン・エリクソンを研究して創られた
NLPです。
(これでも、100%の解決ではありませんが)

NLPや現代催眠を語るだけで
数冊の本が出来上がりますので、
ここでは省略です!!

「退行催眠」は非常に強力です。

何故、自分はこんなことにこだわるのだろう???
何故、自分はこんなことで不安を感じるのだろう??
何故、自分はあのタイプの人に緊張感を感じるのだろう??

無意識に感じて、無意識にそう反応してしまう。

それは、今までのあなたの人生の、
どこかの年齢の場面で
学んだ? 無意識の反応なのでしょう。

その年齢の、その場面での反応を
年を重ねて大人になっても
あの時の、あの場面と似たような状況になると

無意識が
あの時の、あの場面と同じ感情の反応をしてしまう!!!!

そうなんです。
まだ、終わっていなかった!!

あの時の、あの場面は
あなたの中ではまだ、続いているのです。

その続いている出来事を
「退行催眠」で癒して、終わらせる。

心当たりのある方はトライされてみたらいかがでしょう。

最後に一言。
いいカウンセラーに巡り合われることをお祈りします!!!!

その人は
中秋の名月、の話をしながら催眠をするかもしれませんよ!!

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