コミュニケーション記事  2009-05-19

12 「小さい、っ」

昨日、久しぶりに電車に乗って福岡まで行きました。
1時間の電車の旅です。

私が乗る駅は始発駅です。
通勤、通学の時間が終わったお昼前です。

電車の中はすいています。
2人掛けの車両です。
真ん中あたりの座席の窓側に座りました。
(進行方向の左側。右側の座席が空いています)

出発してから本を読み始めました。
2つ目の停車駅から少しずつ込み始めました。
3つ目の駅から私の隣の席に、おじさんがドスンと座りました。
そうですね。64、65歳位かな????

スーツにネクタイ姿、どっしりとした重役、社長さんタイプです。
書類バッグを膝の上に置いて、本を読み始めました。
(2人掛けの座席、わざわざ見なくとも周辺視野で見えます!!!)

集中しているのか?
おじさんの両足がだんだんと開いてきて
私の右の膝に当たり始めました。

私としては、全然知らない人の膝がくっついているのも
あまり気持ちのいいものではなかったので
右膝を左へとずらしました。

当然、そこには空間ができます。

そうすると、その空間を埋めようとして????
おじさんの足が更に開いて侵入してきます。

「んんん。自分の足がどこにあるか気づいてよ」
そんな気持ちです。
私としては、もうこれ以上動かせない!!!!!!
私の足元座席空間の相当な部分にまで侵入してきています。
動かしたくてもスペースがな~い!!!!

おじさん、相変わらず本を読んでいます。
そこで、いったいどんな内容の本を読んでいるんだろう?????
とチラッチラッと横目で覗いてみました。

「おおおおおおおお・・・・・!!!!!!!!」

それは!!!!!!!
それは!!!!!!!

「道徳の本」でした。

「いやあ・・・・。参りました」

しっている。
している。

小さい「っ」が有るか無いか。
書けば小さいことですが
実に大きな差です。

1時間の気づきの旅でした。
おじさん、気づきをありがとう!!!!!

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